携帯電話にカメラ機能が備え付き、もはや一億総カメラマンとなった今、あるものが急激に減少しているのを実感している。
それは、“ 結婚式での拍手 ” だ。
新郎新婦の入場。この序盤の序盤から多数の列席者が当たり前のようにカメラを構える。そのせいで肝心の祝福の拍手が少ないのだ。皆スマホやカメラの操作にやっきになっている。ケーキカット、キャンドルサービスなど、全てのセレモニーでもカメラを構える。時には「ちょっと止まってー」などと進行を制止して撮影する人まで現れる始末。その位置、そのカメラではどうせ大した写真は撮れてないのは僕には見ていて分かる。どうか写真は僕ら専属カメラマンに任せてほしい。
ファインダーや液晶画面などを通さずに、自分の目でしっかりと新郎新婦の晴れ姿を見つめ、拍手をし、小声でもいいからおめでとうと言ってあげてほしい。
これに当てはまる行動をした経験のある人には耳が痛い話かもしれない。でもこれからは手が痛くなるぐらいの拍手をしてみてはどうか。
新郎新婦はあなたのケータイで撮った写真をもらえる事よりも、その方が絶対に喜んでくれますよ。
≪ おしゃれいないいないばぁDG ≫